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オンラインゲームについて

ネット依存の中でも、10代〜20代の若い世代の多くが没頭してしまうのが、オンラインゲーム(ネットゲーム)です。オンラインゲームとは、パソコンやゲーム機をインターネットに接続して、オンライン環境で通信しながら、複数で同時に遊べるゲームです。

オンラインゲームにはMMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)やFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)などがあります。MMORPGは多人数同時参加型オンラインRPGという意味です。複数の仲間とチームを組んで、モンスターを倒したり、新しい世界を冒険していくゲームです。リアルなCGを使ったものから、かわいいイラストやキャラクターを使ったものなどがあります。FPSは架空の戦場を舞台に、実在する銃や武器を使用して、敵チームと戦い、勝敗成績やランキングを競い合う戦争のゲームです。どちらも韓国発のゲームが多いようです。この他にも、架空のペットやモンスターを育てて競い合ったり、箱庭やコレクションを充実させたり、とゲームの内容は多岐にわたります。

オンラインゲームは学校やアルバイトが終わった、夜11時頃〜深夜1時、2時頃が最も盛り上がる時間帯で、深夜にゲームをすることで睡眠時間が短くなり、仕事や学業に影響が出てしまうこともよくあります。長時間ゲームをすればするほど、自分の分身(アバター)が強くなり、武器やアイテム(ゲームに使う道具)も充実して他の参加者よりゲームを優位に進めることができます。チームプレイを必要とするゲームでは、自分一人がゲームを抜けると、チームが負けたり、他の参加者に迷惑をかけたりすることになります。そのため責任感が生じ、学校があるから、眠いからといって自分だけゲームを止めることが難しいようです。

多くのオンラインゲームでは、ゲーム内でのアイテムや武器などを入手するためにお金がかかります。また、ゲーム内の通貨を、現金やクレジットで購入することもあります。こちらもお金をかければかけるほど、自分の分身を強くしたり、強力な武器やアイテムを購入できたり、他の参加者より優位にゲームを進めることができます。そのため、子どもが親に内緒でクレジットカードを使用したり、コンビニで現金を電子マネーに換金してゲームに使うこともあります。

先述したように、オンラインゲームに費やす時間やお金が多ければ多いほど、自分の分身が強くなり、強力な武器やアイテムを手に入れることができます。そうなるとゲーム内でのランキングや称号も上がり、他の参加者からは称賛され、そのゲームの世界でヒーローになれます。現実ではできることが限られている少年、少女にとってこの魅力は大きいようです。

さらに、ゲーム作成会社の多くが定期的にゲームの内容を見直して、ゲーム利用者を飽きさせない仕組みを追加していきます。例えば、一定の期間ごとに新しい武器やアイテムを追加したり、上級者しか入れないような世界や迷宮を用意したりして利用者を飽きさせず、やめにくい仕組みを作っていきます。そのため、終わりがなく何年間も続けられるゲームもあります。

このように、ゲーム自体にハマりやすく、やめにくい仕組みがあるのはもちろんですが、若い世代がオンラインゲームに没頭してしまう背景には、彼らが現実で直面する問題が関係していることもあります。例えば仕事や学校でうまくいかなかったり、家族や友人とうまくいかなかったりなどといった、現実世界での悩みやストレスがゲームに走らせていることもあります。
                                                                (文責: 橋本琢麿)


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