久里浜医療センター

WHO (世界保健機関) アルコール関連問題研究・研修協力センター

  • HOME
  • サイトマップ
  • English

ギャンブル依存症


ギャンブル依存症のメカニズムについて

ギャンブルをなかなか止められない、しばらく止めていても久しぶりにすると止められなくなる。これには、脳内のいわゆる報酬系などの機能異常が原因と考えられています。
脳内には、「脳内報酬系」と呼ばれる部位があります。我々が感じる、気持ちよさ、ワクワク感、多幸感などは、この部位が働いて生まれます。ギャンブルも、やり始めの頃に大儲けした時など、この部位が強く反応して、ドーパミンという快楽物質が大量に作られ、放出されます。
しかし、ギャンブルをやり続けて依存状態になるにつれて、この部位は快楽に鈍感になり、ギャンブルの勝ちにもだんだん反応しなくなります。こうなると、ギャンブルだけでなく、おいしい食事、お酒、セックスなど本来は楽しいはずのものも、楽しいと感じられなくなっていきます。
一方、依存状態になると、自分がしているギャンブルを連想させる何か(例えば、パチンコの台)を見たり、聞いたりすると、その時だけ脳の一部が強く反応し、「ギャンブルをしたい」という強い欲求に襲われます。
この欲求を満たすためにギャンブルをしても、ドーパミンが放出されないために、この欲求は充分に満たされません。その結果、益々ギャンブルがエスカレートしていくわけです。
さて、このような脳の機能は元の健康な状態に戻るのでしょうか。研究によると、ギャンブルを断つと、年余の時間はかかるものの、元の状態にゆっくりと戻ってゆくとのことです。しかし、ギャンブルを続けると、益々悪くなっていきます。



ページTOPへ
Copyright(C)2010 National Hospital Organization Kurihama Medical and Addiction Center. All Right Reserved.