久里浜医療センター

WHO (世界保健機関) アルコール関連問題研究・研修協力センター

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Mindfulnessリサーチチーム

マインドフルネスとは

 「マインドフルネス」はKabat-Zinn によって「評価することや判断することなしに今この瞬間に起きていることに対してはっきり気づくこと、心や身体への気づきを養い“今ここ”で生きるということ」と定義されています。
 「マインドフルネス」は今をいきいき生きるための知恵であり、マインドフルネス・トレーニングは、今をいきいき生きる事を目指した心理技法であり、具体的には瞑想練習を重ねていきます。
 評価したり判断したりすることは生活する上必要な事ですが、時に「良い」「悪い」を判断することで、不快な感情や考えに巻き込まれてしまうことがあります。評価したり判断したりすることなく、物事を受け入れる態度を養う事で、客観的に物事を見る視点を養い、不快な感情に巻き込まれることを予防します。
 また、わたしたちの思考はさまよいがちであり、時に今現在に集中できず、過去や未来の事ばかりをあれこれ考えてしまいます。嫌な事や気になる事があると、そのことばかり思い出してしまい、現在から意識がそれてしまうのです。マインドフルネス・トレーニングを行う事で、現在に意識を向け、今この瞬間におきていることにはっきり気付く事ができるようになり、思考の反芻を防ぎます。

統合失調症・精神病圏の患者の方ためのマインドフルネス

 抑うつ気分や不安感を改善するという報告があります。また、幻聴や妄想自体がなくなるわけではありませんが、マインドフルネス・トレーニングを行う事で、幻聴や妄想に巻き込まれることが少なくなるという報告があります。認知機能の改善や陰性症状の改善も期待されています。
(当院の医療観察法病棟では、認知機能の改善や陰性症状の改善、社会復帰を目標に、マインドフルネス・トレーニングを行っています。)

統合失調症・精神病圏の方のためのマインドフルネスプログラム(マインドフルネス精神病介入法 日本語版 MIP-J)

統合失調症・精神病圏の方のためのマインドフルネス尺度(SMQ・SMVQ)

依存・嗜癖行動 (アルコール依存症) のためのマインドフルネス

 過去の研究では、タバコやアルコール摂取量の低下、薬物使用日数の減少などが報告されています。マインドフルネス・トレーニングを行う事で、不快な気分や感情に巻き込まれることを減らし、怒りや不安など、感情的な引き金による物質使用の再発を防ぎます。
 また「今この瞬間にはっきり気付く」ことを養い、自動操縦(いわゆる何となく飲んでしまった)、という状態を回避すること目指します。さまざまな飲酒危険場面を回避するための一つのツールになると考えられ、現在、男性のアルコール病棟にてマインドフルネス・トレーニングを行っております。

リワークにおけるマインドフルネス

 すでに、マインドフルネスストレス低減法、マインドフルネス認知療法というプログラムが確立されており、ストレスの低減やうつの再発予防に効果があることが立証されています。短時間のマインドフルネス療法の有用性も示唆されており、リワークではストレス低減やうつの再発予防を目的に、マインドフルネス・トレーニングやヨガを行っております。

マインドフルネス研修会

各種研修を予定しています。
統合失調症・依存/嗜癖行動のマインドフルネスリトリート



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